「練習をしているのに、なかなか成果につながらず、モチベーションが下がってきてしまっている。」
「本番になるとなぜか普段の力が出せない。」
それらは心・技・体の内、心(メンタル)を向上させる必要があるというサインかもしれません。
「心・技・体は掛け算である」
「特に重要な大会であればあるほど、心技体の内、どれが欠けても大きな成果を出すことは難しい」
これは、スポーツ関係者が共通して考えていることだと思います。
私たちは、「心・技・体は掛け算である」と考えています。
技術や身体のレベルが高い状態にあっても、心(メンタル)のレベルが不十分であれば、
普段できている技術が十分に表現できないということが起こってしまいます。
逆に、技術や身体と共にメンタルのレベルが高い場合には、自分の持っている力を十分に発揮することができます。
技術や身体が同レベルの選手との試合の場合には、最後にメンタルの質が結果にも反映されるとも充分に考えられます。
そうであるならば、技術や身体のトレーニングと共に、心(メンタル)をコーチング することに、投資をするということが非常に重要であるはずです。
このページをご覧になっていただいているあなたも、メンタルがいかに重要であるか、それをどのように向上させていけるのか、に興味を持っていただいているのではないでしょうか。
ここでは、メンタルコーチングを取り入れたいと検討されている皆様に、どんなメリットがあるのかや私たちの考え等を説明をさせていただきたいと思います。
「メンタルが弱いからメンタルコーチングを取り入れる」のではない
いきなり、少し意外かもしれません。
「メンタルが弱いからメンタルコーチングを行いたい」という考えは、当然の考えのように思われると思います。
しかし実は、ここに落とし穴があります。
それはなぜか。ズバリお伝えしますと、この表現には、「自分はメンタルが弱い」という自己暗示が含まれているのです。つまりこうしたことを選手が自分で思っていたり、コーチが選手に話したりすればするほど、「自分はメンタルが弱い」ということをますます選手自身に刷り込んでしまうことになるのです。
それではどのようにすればよいのでしょうか?そもそも、私たちは、メンタルを強い/弱いの二者択一の概念とは考えていません。
競技における様々な技術や能力が存在しているように、メンタルにも様々なコンピテンシー(能力)が存在します。
目標設定能力、モチベーション向上、維持能力、イメージ能力 etc…それらができている/できていないではなく、「それらがどのくらいできているか」も重要です。
つまりできている(10)なのかできていない(0)なのかではなく、1~10でどのくらいできているかと、確認することが大切です。
メンタルにも様々な能力がある
強い部分は、よりブラッシュアップして、武器にしていくことできますし、不十分な部分があるとすれば、逆に考えると、メンタルを取り入れることによる「伸びしろ」がまだまだ、たくさんあると考えることもできます。
実際に、私たちがアスリートやそのコーチと面談させていただく際に、様々なメンタルの能力の内、どの分野が強みになっていて、どの分野にさらに伸びしろがあるのかを確認していきます。
それが分かれば、後はそれをどのようにトレーニングしていくのかという次の段階に移っていくのですが、ここでまず大事なことは、「メンタルが弱いからメンタルコーチングを取り入れる」という考えから、「メンタルをより向上させるために、メンタルコーチングを取り入れる」、「メンタルをさらに伸ばしていくことによって、競技力を向上させたい」という、積極的な気持ち
でメンタルコーチングを取り入れていただきたいということです。
「メンタルをより向上させる」「メンタルをさらに伸ばしていく」という言葉には、「今既にメンタルで、できているところもある」という暗示が含まれています。日頃の言葉遣いもメンタルには、大きな影響があるのです。
メンタルは技術やフィジカルと同様にトレーニングすることが可能
次に大事なことは、メンタルの各能力は後天的に学習することができるということです。
つまり、メンタルは生まれついた時点だけで決定される能力ではなく、技術やフィジカルのようにトレーニングや学習ができるということです。
実際に、自信の持ち方やリラックスの仕方、モチベーションの高め方、あるいはゾーン状態にいかに入るかやイップスの対応までも、メンタルコーチングでトレーニングし、学習することが可能です。
逆に、「大きな大会で緊張してしまう」ことや「プレッシャー化でいつものパフォーマンスができない」という状態等、これまでの人生の中で好ましくない学習をしてしまったということもあります。
メンタルは様々な経験を乗り越えることによって向上していくということも、もちろんあるのですが、実は経験によって、好ましくないパターンを学習してしまうこともあります。
ある競技のオリンピック関係者が、「若い選手のほうが、何の気負いもなく世界大会で結果を出すことがある一方、経験のある選手が、プレッシャーに飲まれてしまうことがある」ということを言われていたのを聴いたことがあります。
もちろん、そうしたことが唯一の真実であると言うつもりはありませんが、思い当たる節もあるのではないでしょうか?
そのような学習された好ましくないパターンも、メンタルコーチングで再学習が可能です。
再学習によって、「大きな大会だからワクワクする」「プレッシャー下にもかかわらず、自分のプレーを行うことができる」「プレッシャーをエネルギーに変えて、競技に集中する」というパターンに変えていくことができます。
「重要な大会になればなるほど、最後はメンタルの差がの如実に出る」と言われています。
「○○には魔物が存在している」という表現もよく聞きますね。
心技体のうちの心(メンタル)をいかに準備をしておくか。
大事なその時のためにも、是非、今のうちからメンタルコーチングを取り入れていただければと思います。
メンタルコーチングサポートでは、最新心理学、コーチング手法を活用したメンタルコーチングを行っていきます。
パフォーマンス向上のための個々の課題を、コーチングすると共に、そのメンタルのテーマに対してのトレーニング法を学習し、身に着けていって
いただきます。
受動的にコーチングを受けるだけではなく、能動的に学んで行っていただくことが可能なプログラムとなっています。
アスリートメンタルコーチング
料 金 | 月 額 54.000円 / 1名~ (通常6か月毎の契約をお願いしております)
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サポート内容 | 対面コーチングセッション、スカイプ等のコーチングセッション(遠方)、試合帯同(希望に応じて)、ビデオ学習等の学習教材提供 |
※チームの場合は、個人コーチングセッションの他に、研修スタイルを取り入れていきます。チームサポートの料金体系についてはご相談ください。